いつもお世話になります。株式会社 萩商の萩原大士です。
夏季休暇を利用して、行ってきました。Mt Fuji !

今年から、吉田口からの登山は色々規制が出来たようで
1日4000名という規制(事前予約)や、山小屋を予約していない人は
16:00迄に吉田口の登山ゲートを通過しなくてはならないといった
ややこしい規制がありました。

なぜこの規制が出来たかは危険と言われている弾丸登山を規制する為や
混雑などを緩和する意味もあるようです。詳しくはこちらからご覧ください。

今回人生2度目の富士登山になったわけですが、やはり富士山は甘くありませんでした。
山小屋の予約が間に合わず、当日は15:00にゲートをくぐり抜け、山頂に向けて
1歩1歩ゆっくりと歩きはじめましたが、7合目から激しい雨に見舞われ、近くの山小屋に
休憩できる空きが無いか、確認した所、ラッキーな事にあるというではないですか!

しかし!休憩のお願いをした所、金額を伝えられて目玉が飛び出ました。
思わず「結構です…」と言うしかない様な金額でしたw。

吉田ルートには山小屋も多いので、諦めず歩を進め1軒1軒休めるか
聞いた所、先程の山小屋の約半額で休憩できる山小屋があり、即答で休憩をさせて
もらいました。それでも高価ですが、背に腹は代えられずってやつですね。
その時は安く感じてしまいました。

でも初めて山小屋に滞在しましたが、出発前に山小屋で働く方と談笑など出来て
結局とてもいい時間が過ごせました。
因みに山小屋で働く方はシーズン中、2ヶ月半下山せずお風呂は週に2回だそうです。
などなど面白い話を沢山していただきました。今となればプライスレスですね。

出発予定時刻には雨も止み、気持ちも新たに山頂へ再出発です。
当日は、天気予報も晴予報のはずだったのに、山の天気は変わりやすい事を改めて
感じました。もし来年やこれから富士登山をご検討の方は備えをしっかりする事をお勧めします。

晴天予報や3連休なども重なり規制があるとは言え人も多い気がしたので
少し早めに山小屋を出ましたが山頂に近づくにつれツアーの方や
個人の方など人でごった返して予定の時間より遅れはしたものの、無事に山頂まで到達出来ました。

おはち巡りも無事に終え、(おはち巡りに関しては前回のブログを参照ください
3776m剣ヶ峰への到達も完了し、待ちに待ったご来光です。
この瞬間は本当に登って良かったと思える瞬間です。山肌が赤くそまり
何とも言えなく、本当に感動します。写真や動画でも充分綺麗なのですが
やはり肉眼で観る事を強くお勧めします。一度登られた方なら分かって
いただけるかなと思うんですが、世の中にこんな景色ってあるの?
っていう位、綺麗で感動します。ここまで酷使した足も少し軽くなる気がします。

雲海や透き通った空。見た事のないご来光が彩る「赤」
この赤は、普段暮らしていると見れない赤だと思います。

語彙力が無く伝わらないかもしれませんが、本当に素晴らしいです。
ここに足りないのはルイアームストロングの「What a wonderful world」が流れたら
もう完璧かもしれませんw

長くなりますが、もう少しお付き合いください。
さて、ここからが登りの疲労で溜まった足にトドメをさす【下山】です。
前回の富士登山でもこの下山には本当に本当に苦労しました。

実は前回の事がありましたので、体重を前回よりも数キロ落として今回の
登山に臨んだんですが、やはりそれでも辛い。
でも前回の様に、足を引きずる様な痛みも無く、長く険しい下山道を
ゆっくりですが、無事に降りる事が出来ました。

バディとしてご一緒に登られた方は、下山で膝を痛めてしまい
最後には「富士山なめてた」と仰ってました。登りや下りなど歩き方に
コツがある為、初めての方は足を痛める方が多いと、途中少し一緒に歩いた
ガイドの方にも聞きましたが、本当にその通りだと思いました。

今回は山小屋休憩も含め19時間もの真夏の大冒険でしたが
2024年夏の良い思い出になった事は間違いありません。

翌日も足の血豆や筋肉痛が辛く、もう登りたくない!と思うのですが
しばらく経つと、富士山また行きたいなぁと思う所が富士山や登山の
魅力なのですかね?本当に不思議です。

もし、このブログをご覧になって「俺も!私も!」と思う物好きな方が
いらっしゃいましたら、一緒に登りましょう!お供させてください!
BBQや海やプール。夏の娯楽は沢山ありますが、富士登山おすすめです。

そしてお約束の日本の一番高い所で掲げさせていただきました。萩商タオルw
最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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